嚥下ピラミッド
食事時間が待ち遠しくなる嚥下食の提供を目指して。
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監修・指導/金谷 節子(金谷栄養研究所 所長) 協力/栢下 淳(県立広島大学 教授)、江頭 文江(地域栄養ケアPEACH厚木 代表)
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多数のご要望に応え、日本摂食嚥下リハビリテーション学会で作成された「嚥下調整食分類2013」(略称学会分類2013)に関する情報を掲載しました。
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1.作成の目的
我が国ではこれまで、嚥下調整食の段階を示す統一基準や統一名称が存在しなかったため、急性期病院と回復期病院、病院と施設・在宅間における連携が進む今日、摂食・嚥下障害者および関係者のさまざまな不利益が生じている。 そこで、国内の医療・福祉関係者が共通して使用できる食事(嚥下調整食)およびとろみについての段階分類を示した。
2.主な特徴
(1)嚥下調整食を「食事」と「とろみ」の分類で構成し、それぞれ学会分類2013(食事)、学会分類2013(とろみ)と位置づけ(図1参照)
(2)嚥下調整食の段階数を5段階とし、それぞれの名称をコード番号(コード0j、コード0t、コード1j、コード2-1、コード2-2、コード3、コード4)で表示(図1参照)
(3)コード0に、ゼリーを意味する0jと、とろみを意味する0tを設け、より幅広い成人の中途障害による嚥下障害症例に対応できるよう配慮(図1参照)
(4)既存のさまざまな嚥下調整食の分類との対応を示し、それぞれとの互換性にも配慮(表1参照)
(5)嚥下障害者にとっては、固形物の形態とともに液体のとろみの程度が重要であることを考慮し、とろみを3段階に分類し、性状の観察所見と物性測定値を併記(表2参照)
(6)嚥下調整食の量や栄養成分は、摂取される方個々の病状判断等にもとづいて施設で柔軟に対応すべきものであるため、規定は非表示。
(7)わが国では、嚥下調整食の物性に関する測定を行える機関が少なく、不均質な食品の物性測定方法もまだ確立されていないため、物性測定値は非表示。
(8)臨床的に軽度の障害の場合の食事(普通食に近い食事)を用意する場合には、それなりの咀嚼能力が必要なことから、早見表に「必要な咀嚼能力」欄を設定(表1参照)
図1「嚥下調整食学会分類2013」と「嚥下食ピラミッド」
図1「嚥下調整食学会分類2013」と「嚥下食ピラミッド」
表1「嚥下調整食学会分類2013」(食事)早見表
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出典:日本摂食嚥下リハビリテーション学会ホームページ
表2「嚥下調整食学会分類2013」(とろみ)早見表
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出典:日本摂食嚥下リハビリテーション学会ホームページ
○「嚥下調整食学会分類2013」の内容を理解し、正しく利用するために必ずご確認ください。○
[日本摂食嚥下リハビリテーション学会ホームページ]http://www.jsdr.or.jp/