超高齢化が進むわが国の医療、介護・福祉施設において、喫緊の課題となりつつあるのが、摂食・嚥下障害者への適切な食事の提供です。
日々の調理作業に忙殺される給食現場において、摂食・嚥下障害をお持ちの方に喜んで召し上がっていただけるおいしい食事をどうやって調理・提供すべきなのか。
これらの疑問にお答えするため、嚥下食ピラミッドを開発された金谷節子氏による最新のトレンドを踏まえた講演と、「第6回 嚥下食メニューコンテスト」で部門大賞を受賞した社会福祉法人青森社会福祉振興団 みちのく金谷デイサービスセンターの取り組みや画期的なアイデアと蓄積された技術を駆使して誕生した受賞作品「とろける天ぷら～青森の海と山の幸～」の調理を紹介し、喫食者に喜ばれるおいしい嚥下食づくりの技術やノウハウを具体的に学んでいただきます。